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口腔ケア

口腔ケアとは


口腔(口唇から扁桃腺の前まで)の清潔を保つためのケアです。

その目的には以下の3つがあげられます。

①虫歯・歯周病などの予防 

②口腔機能(咀嚼、嚥下、発音等)を良好な状態で維持し、機能低下を予防する。 

③誤嚥性肺炎や感染症の予防

また低栄養改善・認知力低下の予防など全身の健康維持にも重要です。口腔内環境が悪化すると、

咀嚼がうまくできず、食事を美味しく感じることができなくなるため、食事の摂取量が減り、

低栄養につながることもあります。

た、よく噛むことは脳への刺激となるため認知力低下の予防ができると言われています。

ホームではスタッフが口腔ケアの意義を知り、その視点にそった効果的な口腔ケアに

取り組んでいます。

 

ホームでの取り組み


【食前の嚥下体操の実施】

嚥下とは「飲み込み」のことを指します。食べ物や飲み物をのどへ送り、さらに食道まで送り込む

までの一連の動作のことです。そのために必要な筋肉の体操をするのが嚥下体操です。

お食事をするためには舌だけではなく口元や顔、首、肩、腕の筋肉を使うため、全身を使った

体操行います。また、嚥下機能の低下予防だけでなく、食欲増進、唾液分泌の促進をします。

口元や顔の筋肉を刺激することで、表情に豊かさを生み出し、整容の心がけを意識することにも

つながります。これによってお客様の意欲やコミュニケーション能力の向上までも期待できます。

 

【食後のうがい・ブラッシング、義歯洗浄(必要時介助)】

口腔内環境の清潔の維持が一番の目的ですが、口腔内に残っている食べかすや細菌が気管から肺に

入ってしまうことで起きる誤嚥性肺炎、口腔内の細菌が身体にまわり臓器に定着することで起きる

全身疾患を予防します。

口腔内には200~300種近くの常在菌があると言われています。健康な方であれば免疫機構により

細菌は排除されますが、高齢者は抵抗力が弱く、細菌を十分排除できずに定着してしまう恐れが

あるためです。

 

【定期的な歯科医の往診の実施(月2回)】

歯科医の往診により、定期的な口腔内検診・メンテナンス(専門家によるブラッシング)が

可能となり、歯肉部炎症などの早期発見とその処置、義歯不調時の調整等が可能となります。

お客様の口腔内の状態に応じ医師の指示のもと、スタッフによる適切な口腔ケアの実施を

日常的に行ってくことも目的の一つです。

  

 

【咀嚼力、嚥下力の観察】

上記項目に加え、スタッフが日常的に「口腔内の状態」「咀嚼力」「嚥下力」を観察

します。何か気になることがある時は、往診の歯科医師に診察を依頼します。

 

【栄養会議の実施】

看護師、管理栄養士、調理師、介護スタッフ等、多様職種による栄養会議を持ち、

「咀嚼力」や「嚥下力」の程度を考慮した食事の提案と、摂取状況による食事形態の

改善や再検討などの取り組みもしています。口腔内環境面だけでなく、身体機能面も

精神面も良好な状態を保つ「食」のかかわりも大切にしています。

 

このように「基本的な口腔ケア」を継続することは、健康面だけでなく、高齢者の楽しみの上位で

ある「自分の口から美味しく食べ、味わうことでの満足感=心の安定」「爽快感」をもたらし

「生きる力」を引き出し、自分らしく生き生きとしたライフスタイルを築いていただくためのもの

でもあります。