園芸療法

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園芸療法

園芸療法とは

 

園芸療法とは、“花と緑で人を癒す”療法です。


いいかえると、草花や野菜などの園芸植物や、身の回りにある自然とのかかわりを通して、

心の健康、体の健康、社会生活における健康の回復を図る療法といえます。(淡路景観園芸

学校ホームページより引用)

グランドホーム・カペナウムは、清瀬市の保存林(雑木林)の一角に位置し、武蔵野の自然に

囲まれた緑豊かな老人ホームです。ホーム南側には、鷲見法泰氏(浜松花博グランプリ受賞者)

設計による約400坪の庭(マリア・ガーデン)とテラスが配置されており、ガーデニング雑誌

『ビズ』No77(「園芸療法の庭」)にも紹介された豊かな園芸環境を提供しています。

オープン当初より、熱心に取り組んできた園芸療法、園芸活動、庭の整備も10年を経て大きく

結実いたしました。

頭士智美先生(『園芸療法の贈り物』著者)から始まったグランドホーム・カペナウムの

園芸療法は、絶えることなく現在の講師山崎陽子先生と原田聖也先生に引き継がれています。

長年の活動を通して、自然や庭のある生活、花や草花に囲まれた生活が、お客様に豊かな

人生をお届けすることがよくわかりました。これからもこの恵まれた自然環境を活かしながら、

グランドホーム・カペナウムならではの園芸療法・園芸活動を行ってまいります。

 

 

 

山崎陽子先生による園芸療法とは!


私(山崎陽子)が、グランドホーム・カペナウムの園芸療法の特色をご紹介させていただきます。

 

1.「四季を感じる」

ご高齢になり施設での生活となるとなかなか季節を感じる機会が少なくなっています。

物忘れのあるお客様に、季節を尋ねると間違われていても、咲いている花や庭の風景を見ると

「ヤマホウシが芽吹いてきた、春が来たな」といったように季節に合ったお話ができます。

普段の生活で季節を感じる、当たり前だけれども、こういった日常生活をいつまでも持つ機会を

つくっていきたいと思っています。

 

2.「楽しい事は、自然に、自ら体が動く」

例えば、花が咲いていて、「きれいだな~」と思わず手が伸びたり、花のにおいを感じようと

顔を花に近づけたり、自然に体が動きます。いつまでも元気に過ごす為には、体を動かし

ていくことが大切ですが、なかなか難しいです。

しかし、自分の興味のあること、楽しい事というのは自然に体が動いてしまいます。

園芸クラブでも、様々なプログラムで楽しんで頂くことが、大切だと考えています。

 

3.「園芸が目的ではなく、手段である」

花を育てる、野菜を育てる、植物を使ってクラフトをつくるなど園芸クラブでは、さまざまな

プログラムを行なっています。目的は、植物を上手に育てる、作品を作るといったものでは

なく、植物を通して懐かしい話を思い出したり、その話でお客様同士の話が盛り上がったり

することです。また、普段動かさない手先や身体を動かす機会を作ることです。土や植物に

触れることにより、気持ちいいなという感じを得たり、懐かしい記憶が思いだされたりする

ことです。趣味の園芸が植物を中心としたものならば、園芸療法を行なう園芸クラブの

主体は人だと考えています。

 

 4.「認知症の方への働きかけ」

入居されているお客様の中には、認知症の方も少なくありません。人によってちがいます

が、軽度から中等度の方には、今までのその方の持っている経験や思い出を大切にしな

がら、なるべく外で過ごす機会とその方の自立性を持って行えるように内容を考えます。

重度の方には、四季を感じるなど自然の刺激を与えたり、できることのみ行うようにしま

す。認知症の方にとって、日常植物を通して、四季を感じる、植物に触れる、花の香りを

かぐなどの刺激を得ることにより、脳の機能への働きかけになったり、コミュニケーションを

とることで安心感を得る効果が期待されます。その自然のちからでいつまでもホームで

元気に過ごせるように、お手伝いしていきたいです。活動の様子は、随時ブログに

アップしていますので、是非ご覧ください。

園芸療法のBLOGはこちら ⇒ カペナウム STAFF BLOG

2014年9月 山崎陽子